6月12日は、「児童労働反対世界デー」。国際労働機関(ILO)が児童労働の撲滅に向け、世界的に呼びかける日として2002年に定めました。世界各地で、毎年さまざまな活動が展開されています。

What's No Sweat ?
ノースウェットって何?

ノースウェットは平等な社会を作る第一歩です。

Sweat=強制労働という意味です。ジュネーブに本部を置く国際労働機関(ILO)は強制労働と人身売買に関する初めての報告書を公表、世界中で少なくとも千二百三十万人が強制労働を強いられていることを明らかにしました。また、世界中の子供の6人に一人は児童労働の犠牲になっているといわれています。

日本では、強制労働や児童労働はどこか遠い国の問題だと考えられがちです。しかし、チョコレートの原料のカカオやコーヒー、紅茶など、自分が知らないうちに、強制労働や児童労働で作られたものを使っているかもしれません。また、人身取引やポルノなど直接日本で犠牲となる子どもたちも存在します。経済のグローバル化が進む現在、私たちは強制労働、児童労働とは無縁ではないのです。

強制労働を強いられている人たちを地域別でみると、アジア、中南米が大半を占めています。このほか
サハラ以南アフリカ、中東・北アフリカとなっています。中東・北アフリカでは強制労働の75%が人身売買によるもの。

強制労働の産業分野は男女によって大きな差があり、男性は主として農業、建設業などですが、女性の場合、商業的な性的搾取がほとんどとなっています。また強制労働に従事させられている人の40―50%が十八歳未満の子どもです。

生活にかかわる実に多くのものを輸入に頼っている日本に住む私たちが無視してよい問題でしょうか?

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